12月14日に行われた青島太平洋マラソンに,本学のボランティアサークル「もくもく会」所属と「スポーツB」受講者がボランティアとして参加しました。青太とは,綾部先生時代からのおつきあいです。そのおつきあいの長さのおかげで,責任重大な貴重品預かり(もくもく会)と荷物預かり(スポーツB)を担当させていただくことになりました。
スタート・ゴール地点のサンマリンスタジアム集合は午前5時半すぎ。星がキレイに瞬いていましたが,当日はこの冬一番とも言われる寒さ。そんな中で,すべての学生が一生懸命説明を聞き,貴重品を受け付ける係,貴重品を棚に収める係,人の流れをコントロールする係など,自分の持ち場や責任を確認しあっていました。
受付終了は午前8時半でした。締切厳守のため,一部預かりをお断りさせていただきました。そんな若干ストレスがかかりそうな役割も,学生はいやな顔一つ見せず,明るく丁寧に対応していました。
わたしたちの役割はここでひと段落します。午前9時にフルマラソン,その後10km,3kmの部の順でスタートします。
午前9時からは,ランナーの応援に力を注ぎました。声援に「ありがとう!」と答えてくれるランナーのみなさん。その声を聞いて,学生の疲れもふっとんだのではないかと思います。
午後3時半,すべての競技は終了しました。貴重品・荷物とも迅速かつ正確にランナーの方にお返しすることができました。
このボランティアでは,学生がいつも以上にイキイキと,そしてキビキビと動いていたのが印象的でした。お金のためではなく,人のために動く。見返りを求めず,むしろこの役割をいただけたことに感謝をする。そういった大切なことが学べたのではないかと思っています。
報告者 山田恭子(経営学部/もくもく会顧問)