7月30日(木)、5202教室において、学生部主催の女子学生・女性教職員を対象に「女性のための防犯セミナー」が開催され、女子学生や教職員約40名が参加しました。「女性を対象とした犯罪から自分を守るためにできること」をテーマに、綜合警備保障株式会社(ALSOK)、レオパレス21の講師の方から、現在の犯罪情勢や宮崎県の犯罪被害状況を踏まえ、実践を交えながら自分で自分の身を守るための心構えや方法をお話してくださいました。
また、近年急速に普及し、関連する事件も多くなっているSNSの使用について、注意事項を伺うことができました。
ALSOK、レオパレス21では本学の卒業生も活躍しています。今回、後輩のために参加してくださいました。大学でセミナーを開くのは九州で初の取り組みでしたが、学生の皆さんが安心して学生生活を送れるよう、今後も継続的に開催されます。
女性のための防犯セミナーの流れ
- 女性を対象とした犯罪から自分を守るためにできること
- 護身術
- SNSを利用するときの注意点
- レオパレス21からのアドバイス
1.女性向け防犯セミナー
Q 一人暮らしの女性が、家に帰ってすぐ“やってはいけないこと”はなんでしょう?
「女性の一人暮らしである」ということを周囲に知られないことで、犯罪に遭う「機会」を減らすことだそうです。そのための具体的な方法をレクチャーしていただきました。ちなみに答えは、
A 電気をつける
です。電気をつけると、「あ、あの家だ。しかも一人暮らしだ」とバレてしまいますね。
スキをなくし、犯罪に遭う機会をなくし、いざというときは逃げましょう!
2.護身術
いざというとき逃げるための護身術を、実技を交えて教えていただきました。ここの担当は本学の卒業生の松岡さんでした!
松岡さんの指示に従って、まずデモンストレーション。
小柄な女性でも、大男(円盤投げの元九州代表)から逃げられます。
そしてみんなで実践しました。
護身術は、安全に逃げるための方法です。間違っても「やっつけてやろう」なんて思わないようにしましょう。
SNSを利用するときの注意点
学生さんが大好きなLINEにも落とし穴があります。LINEは設定によっては個人情報がダダ漏れになってしまいます。そこから大きな犯罪につながってしまうこともあります。自分のLINEアカウントを安易に公表しない、電話帳を自動で追加できるようにしないなど、毎日使うものだからこそ、もう一度LINEの設定を見直してみましょう。
レオパレス21からのアドバイス
レオパレス21は暮らしを安全にする取り組みに力を入れています。例えば、鍵のかけ忘れをお知らせする装置、異常が起こったときにすぐにALSOKに連絡が行くしくみなどが準備されています。おうち探しのときには、「お部屋がキレイ、オシャレ」だけでなく、防犯性についても気を配るといいですね。こちらも卒業生の前田さんが担当してくださいました。
今回の女性向け防犯セミナーでは、たくさんの「すぐにつかえること」をレクチャーしていただけました。まずは防犯意識を高く持つことが大切ですね。
お話し下さいました講師の皆さま、本当にありがとうございました。今回学んだ内容は、今後の生活に役立ててまいります。
(学生部委員会)
テレビ新聞で話題を取り上げて頂きました
女性のための防犯セミナー