3月24日、宮崎産業経営大学と高鍋町は地方創生や地域活性化に関する取り組みの推進を目指して包括的連携協定を締結しました(3月25日、宮崎日日新聞23面に掲載)。包括的連携協定では、平成27年度に高鍋町が作成した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実効性を高めていくことともに、学術的かつ教育的な視点から街づくりに関わっていくことが定められています。
本学における具体的な体制としては、経営学部の5つのゼミ(会計、情報、マーケティング、経済、組織)に所属している学生と6名の教員陣が横断的に対応していきます。1年目となる本年度は、高鍋町における地域課題の抽出や解決方法の模索、地元住民とのプロジェクトチームの結成・運営等に取り組んでいきます。
地方創生は、答えがない複雑な問いであり、本件に関わる学生たちには自分の専門を超えた取り組みをしながら、社会の中で生きた知識や知恵を身に付けること、他分野の人たちや町民・社会人と関わることから共創する力を高めることができると考えられます。
本件の取り組みについては、随時ホームページでも掲載していきたいと思います。
写真1 包括的連携協定を結んだ大村学長と小澤町長
写真2 調印式に参加した本学教員、学生、町役場の方々と記念の1枚