法学部講義「マスメディア論」で本学学生がテレビ番組の1コーナーを制作しました!
(1)今年度より法学部で「マスメディア論」という講義が始まりました。現代社会におけるメディアの役割などを考える内容です。
(2)前期は宮崎日日新聞社さんにご担当いただき、新聞の紙面づくりや記事の書き方、掲載写真を選ぶ苦労話などを教わり、学生がコラムを書いてみるといったこともしました。学生からは、新聞を読む目が変わったという感想が多く出ました。
(3)後期は、MRT宮崎放送さんとUMKテレビ宮崎さんの2社にご担当いただき、授業の一環として実際に学生が番組の1コーナーを制作しました。
(MRT『わけもん!』の「わけもんにほえろ!」で県警本部長を取材中の本学学生)
MRTさんの毎週水曜19時56分から放送の番組『わけもん!!』の中の、各界からのメッセージを伝える「わけもんにほえろ!」のコーナーで、本学学生が宮崎県警本部長の郷治知道さんにインタビューしました。その様子は2018年1月10日(水)に実際に放映されました。ちょうど成人式の直後ということもあり、普段なかなか会うことのできない県警本部長に、人生のターニングポイントなどを聞きました。最初は緊張していた学生たちも、最後には本部長と記念写真を撮影し、「とても良い経験になった」と話しています。
(MRT取材後に県警本部長を囲んで記念撮影する本学学生)
UMKさんでは、毎週土曜17時56分から放送の番組『U-doki !』の中の、県内で活躍する宮崎の方を紹介するコーナー「REASON」で、創作書道家の堀内景子さんを取材しました。書道の常識にとらわれることなく、自由な発想で書をしたためる堀内さんの作品は世界でも高い評価を得ています。本学学生が堀内さんの書道教室にお邪魔して、お話を伺いました。「感情を素直に文字で表現する」という堀内さんのお話や、教室に通う生徒さんのお話を伺い、最後に学生たちも創作書道に挑戦しました。その様子は2018年1月13日(土)に放映されました。
このように学生が制作に関わった内容が実際にテレビ番組として放映されるのは、全国的にも非常に珍しいケースです。授業の中で、学生がコーナーの企画を考えることからスタートし、実際に取材に行き、編集作業まで関わり、出来上がった作品をみんなで鑑賞して批評し合うというとても貴重な体験をさせていただきました。ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
受講した学生からは「面白かった」「めったにない経験ができた」といった感想が出ています。来年度以降もこの「マスメディア論」は開講される予定です。次回はどのような企画が出てくるのか楽しみですね。
(UMK『U-doki !』の「REASON」で創作書道家の堀内景子さんを取材する本学学生)