経営学部の日高光宣教授は、SAS(統計解析ソフト)とコラボレーションし、データドリブンマーケティング教育の独自性と先見性が評価され、米国のSAS INSTITUTE JAPANから表彰を受けました。同社は、毎年、デジタル人材の育成に貢献した教育者へ「アカデミック・パートナー・アワード」を贈っており、この賞が国内の教育者に贈られたのは今回が初めてです。
この教育手法においては、単に架空データを使ってソフトの操作方法を学ぶだけでなく、米粉パンのマーケティング戦略の構築と実践という具体的な目標のもと、調査表の設計から、データの収集・分析、商品企画、マーケティング戦略の構築と販売まで、マーケティングのすべてのプロセスを一気通貫で体験できます。特にデータ収集・分析については、SASのデータサイエンティストにアドバイスを受けることにより、より精度の高い戦略の構築を実現することができました。
この度の受賞は、データを駆使して不透明な時代を読み解く実践的スキルの育成が、デジタル社会で活躍しうる人間力の鍛錬にも連結しうるものであることが評価されたのではないでしょうか。
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宮崎日日新聞(令和6年7月21日)に掲載されました。「経営学部の日高光宣教授がSAS INSTITUTE JAPANから表彰」
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