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経営学部公開講座 Future Session×Miyazakiが開催されました
2月10日、MRTmicc3階エメラルドホールにおいて、経営学部公開講座「Future Session×Miyazaki次代、次世代へのメッセージ」が開催されました。宮崎の中心に「未来の考える場」を作ろうと想いから、今回のセッションが開かれました。3連休の中日ではありましたが、多くの参加者に集まっていただきました。初めに、主催者側として経営学部柚原知明教授、公開講座に多大なご協力をいただいた宮崎放送(MRT)から黒木隆営業局営業部長に、開会の挨拶をしていただきました。
フューチャーセッションは2部制で開催され、1部は「これからの○○を考える」と題し、産経大の教員が自分の分野を超えてフロアーの皆さんと共にこれからの○○について考えました。セッション1のスピーカーとそれぞれのテーマは次の通りです(登壇順)。
・出山実講師「「これからの○○」を考えるしくみ」
・田中素子准教授「物語の未来」
・日高光宣教授「「マーケティング脳」を活かした生き方があなたの人生を変える、組織、社会を変える」
・今出敏彦准教授「これからの家族を考える」
セッション2では、「未来をつくる経営とは?」とはテーマに、宮崎放送「宮崎元気印情熱企業」に出演された社長を3名にお招きしてのパネルディスカッションとなりました。参加していただいた社長は次の3名です。
・久保田茂氏(株式会社 久保田オートパーツ)
・ 村岡浩司氏(有限会社 一平)
・ 福冨博之氏(農業生産法人 有限会社 福冨農産)
・ ファシリテーター :山田恭子講師
パネルディスカッションでは、普段から大切にしている問いは何か、20年後自社の事業はどうなっていると思うかなどの質問に対して、熱い議論がかわされました。経営者の意思決定や判断基準は、普段の私たちの生活にも共通部分が多く、様々な示唆が散りばめられたパネルとなりました。最後に、各社長から若い参加者に向けてのメッセージを伝えていただき、議論は白熱したまま終了しました。
今回の公開講座は、宮崎初のフューチャーセッションとなり、参加者の皆様からも引き続き行ってほしいとの要望もいただきました。今回は、私たちが一方的に話をするスタイルでしたが、今後は参加者のみなさんと一緒に議論できるセッションを作っていきたいと思います。
出山ゼミと柚原ゼミ合同の 「富士シリシア化学株式会社」研究視察報告!
去る平成25年2月5日(火)、本学経営学部の出山ゼミ(財務会計論、情報会計論)と柚原ゼミ(経営組織論、経営戦略論)合同による「富士シリシア化学株式会社日向工場」への研究視察を行ってきました。「富士シリシア化学株式会社」は、私たちの生活を取り巻く産業、医療、衣食住等々の様々な分野に関わるシリカ関連製品の研究開発・製造・販売(国内トップシェア)を行っている化学系のハイテク企業です。お菓子袋や箱の中に入っているシリカゲル(乾燥剤、除湿剤)は、皆さんの良く知るその代表的な製品です。
本研究視察へは、両ゼミ学生19名、引率支援として山田恭子先生(認知心理学、学習心理学)、ゼミ教員2名(出山実、柚原知明)が参加をしてきました。
本研究視察の実現に際しては、大変お忙しい中ご理解とご協力をいただきました「富士シリシア化学株式会社日向工場」のご対応いただいた関係者の皆様に篤く御礼申し上げる次第でございます。
下記に本研究視察に関する1.研究視察日時・企業、2.写真集、3.参加したゼミ生の感想、4.柚原先生の研究視察総括についてご報告いたします。
記
1.研究視察日時・企業
○日時: 平成25年2月5日(火)13:40~15:15
○企業(所在地住所):「富士シリシア化学株式会社日向工場」
(宮崎県日向市大字日知屋字木原16303番地の3)
2.写真集
写真1: 日向市の誇るJR日向市駅舎は、2008年9月鉄道に関する国際的なデザインコンテスト「ブルネル賞」において最優秀賞を受賞しました。耳川流域のスギ材をふんだんに使い、独特の見事な建築様式とバリアフリー対応による世界最高の評価を受けた素晴らしい駅舎です。建築家の内藤廣氏を中心とした建築・都市設計の専門家や鉄道関係者・行政・市民たちが協力して、10年以上にも及ぶ検討期間を経て完成しております。「富士シリシア化学株式会社日向工場」は、ご紹介したJR日向市駅から徒歩15分です。
写真2: ご対応いただいた「富士シリシア化学株式会社日向工場」の皆様です。
写真3: 講義に真剣に聞き入る学生たちと教員です。
山田恭子先生も目をパチクリさせて聞き入っておりました。
写真4: 講義中には、様々な興味深い実験を見せていただきました。
写真5: 講義中のテクニカルセンター研究員による実験の様子です。枇杷彩乃さん(出山ゼミ3年)も実験に参加しました。
写真6: 工場見学の様子です。医薬品原料や食品添加物を製造する工場であるため、髪の毛等の異物が入らないように帽子をかぶっています(流行ファッションではありません)。
写真7: 研究視察終了後、尾田章太郎くん(柚原ゼミ3年)がゼミ学生全員を代表して御礼挨拶を行いました。教員も含めて全員起立しております。
写真8: 最後に「富士シリシア化学株式会社」よりシリカゲルを使ったお土産(引き出し・衣装ケースや靴の除湿剤・消臭剤)をいただきました。
3.参加したゼミ生の感想
(経営学部2年柚原ゼミ 山﨑納津美さん)
今回、メーカーの視察は初めてでした。実際に見てみると、想像していたものと違い、経営学を学ぶ者としても大変興味深い視察となりました。最初にシリカゲルと聞いて、私は乾燥剤しか思い浮かびませんでした。しかし、お話を聞き、実際に商品を手に取ってみると、こんなものにまで使われていたのかと大変驚きました。また、目の前で実験をしていただき、とても感動しました。このような実験を見てからなら、高校の化学ももっと楽しく学べたかなと思いました。そして、生産管理についてもご説明いただきました。講義で学んだことを、企業で実際に見る機会などほとんどありません。今回の視察は、私にとって貴重な体験となりました。ありがとうございました。
(経営学部3年出山ゼミ 黒木麻衣さん)
今回、富士シリシア化学株式会社日向工場を見学させて頂きました。私は、乾燥剤を造っているということしか知識がありませんでしたが、国内トップシェアであること、シリカゲルが食品や薬品などにも応用されていることに大変驚きました。今回は工場見学や実験を交えながら経営を学ぶ私たちにもわかりやすい説明をして頂き、就職活動を控えた私にとって非常にためになる企業訪問になりました。今後も宮崎にある優良企業を調べ学んでいきたいと思います。
(経営学部3年出山ゼミ 髙木祥子さん)
富士シリシア化学株式会社の企業見学に参加し、シリカゲルの実験や工場見学で隅々まで案内していただき、普段とは違う実際の経営を学ぶことができました。今まで乾燥材などは知っていましたが、原料や構造、様々な製品について説明していただいたのでこれから注目してみようと思いました。また、経営や会計の側面も説明していただき、これまで学習してきた原価計算などの知識と一致させることができました。今回、理系の会社にも素晴らしい企業があることを知ることができたので、今後視野を広げて就職活動にも役立てていきたいです。
(経営学部3年柚原ゼミ 尾田章太郎くん)
2月5日、日向市にある富士シリシア化学へ行きました。実験や映像を交えた講義が展開された楽しい時間でした。就職試験を控える私は、こういった業界は未知の世界だったので、非常に視野が広がって良かったと感じています。富士シリシア化学様、及び三名の教員にはとても感謝しています。ありがとうございました。
4.柚原先生の研究視察総括
本研究視察は、本学経営学部で行っている様々な授業(経営学総論、経営管理論、簿記論、会計学、財務管理論、財務諸表論、原価計算論、経営情報論、人事管理論、生産管理論等)を踏まえ、化学系のハイテク企業を対象に製造業の実態と仕組みを学ぶことを目的として実施いたしました。社会科学である経営学は、物理学、化学、生物学等のような自然科学と違い理論の構築や検証に向けた実験が困難な学問領域です。大学における経営学の学習は、授業・演習や書物によって体系的理論を学んだ後に実際の経営実態を学び、経営実態を学んだ後に再び体系的理論を学ぶという相互作用の繰り返しが非常に重要となります。ある程度の体系的理論を学んだら、積極的に現場の経営実態を研究視察することが質の高い問題意識や新たな興味を醸成させることになります。本研究視察は、日頃の体系的理論学習を踏まえた企業の経済活動及びマネジメントの実態観察であり、自然科学の研究における実験に相当するとも云えます。
私たちは、「富士シリシア化学株式会社」のご理解とご協力をいただき、シリカゲル関連の化学技術と製品群、生産管理、製造管理、原価計算、情報システム等に関する研究視察の機会を得ました。特にテクニカルセンターの皆様には、講義中にシリカゲルの特質に関する様々な興味深い実験を行っていただきました。社会科学を学ぶ学生諸君にとっては、非常に新鮮で忘れられない貴重な経験になったと思います。また、工場内の化学プラントや製造工程についても懇切丁寧にご案内いただきました。
製造業における製品開発・製造技術の本質については、その設計思想である「アーキテクチャー(architecture)」の視点から考えてみたいと思います。製品開発・製造技術に関する「アーキテクチャー」の概念は、今日の研究者たちによって「組み合わせ型(modular)」と「擦り合わせ型(integral)」という大きく二つの製品形態に分類しながら研究考察されております。まず「組み合わせ型」とは、すでに設計された部品・部材あるいは標準化された部品・部材を集めて、組み合わせの妙によって製品化された製品群を指します。具体的な例としては、パソコン、自転車、甲類焼酎(連続式蒸留しょうちゅう)等が挙げられます。一方「擦り合わせ型」とは、特別に設計された部品・部材やシステム・コンポーネントを相互に微妙に調整しないとトータルなシステムとして性能が発揮できない製品群を指します。具体的な例としては、自動車、オートバイ、本格焼酎である乙類焼酎(単式蒸留しょうちゅう)等が挙げられます。自動車は、エンジン、ボディー、トランスミッション、サスペンション、ステアリング、タイヤ、ブレーキ、デザイン等のトータルな調整とバランスによってはじめて高い安全性・信頼性、かつ快適な乗り心地の良い優れた製品に仕上げることができるのです。宮崎名産の本格焼酎(乙類焼酎)は、各企業が長年に渡る技術の蓄積をベースとして、模倣困難な独自の製法(各工程での温度・湿度管理、原材料等の微妙な調整)によってあの魅力的な香りと深い味わいを造り上げております。「擦り合わせ型」の物造りは、我が国の特質である単一民族、単一言語、勤勉、組織的連携、高い教育の普及、安定的終身雇用や従業員の企業への忠誠心(近年廃れつつある)等によって実現されたと云えます。これらの物造りは、今日に至る我が国の国際競争力の形成と競争優位の源泉となってきました。近年我が国製造業に対しては、厳しい国際競争の状況下、識者やマスコミを中心として衰退論、悲観論、空洞化論が盛んに議論されております。しかしながら、製造現場における物造りの能力が低下したわけではありません。製造現場の物造り能力と企業業績については、現在両者を混同した同一視する議論が行われております。今後における我が国製造業については、両者を明確に区分した分析をベースとして戦略をはじめとする研究開発やマーケティング等を含めた総合的な視点からの考察が必要であり、これらの議論は別の機会に委ねたいと思います。「富士シリシア化学株式会社」の製品群は、これまで論じてきた「擦り合わせ型」の優れた物造りの典型であり、地道な研究開発の蓄積をベースとして持続的(sustainable)かつ模倣できない質の高い物造りによってもたらされたのです。
今回の研究視察では、講義後において尾田章太郎くん(柚原ゼミ3年)、枇杷彩乃さん(出山ゼミ3年)が上級生として積極的に良い質問をしてくれました。この経験は、今後における本学での経営学の学習、及び将来の職業人生において必ず貴重な経験になるものと思います。学生諸君は、研究視察(本学の授業含む)において常に高い問題意識を持ちながら質問や意見を整理して積極的に発言する姿勢が重要です。質の高い質問や意見は、ご説明頂いている訪問先の企業関係者に対する礼儀でもあります。ぜひ、今後においても継続的に研鑽を積み上げていってもらいたいと思います。
最後になりましたが、私たちの受け入れ準備と懇切丁寧なご対応をいただきました「富士シリシア化学株式会社日向工場」の皆様に篤く御礼申し上げる次第です。本当にありがとうございました。
以上
(編集 経営学部/出山実)
大村学長の新刊「気宇壮大に進化の先頭に立つ~脱・日本漂流~」刊行!
読むほどに力が湧く本です! 近日、紀伊国屋書店より発刊されます!
平成25年3月卒業予定者 公務員・各種団体筆記試験合格状況【速報】
平成25年度から新たに「医療関連塾」「観光・旅行塾」を開講!
平成25年度より本学経営学部教員(大内健太郎先生(医療・福祉会計論、医療・福祉経営論)、墨昌芳先生(観光学、応用計量経済学))は、それぞれ新たに「医療関連塾」「観光・旅行塾」を開講致します。現在、本学の就職総合支援センターには、医療・介護関連業界や観光業界から数多くの求人が入っております。法学部・経営学部の双方に所属する学生(学年を問わない)は、目指す将来を見据えて、学部の垣根を超えて希望する塾に参加することができます。各塾への参加希望の学生は、積極的に塾担当教員の研究室(他塾の教員研究室含む)へ伺って面談を受けてください。
下記に両教員によるそれぞれの新塾の目的・運営方法等に関してご紹介致します。
1.「医療関連塾」(大内健太郎先生)
日本における医療は公益として位置づけられ、他の産業とは異なる部分があります。例えば、病院や診療所の収入の大きな割合を占める「保険診療」では、国によって「価格」が決められています。また患者個人の負担割合は1割か3割であり、残りは健康保険組合などの保険者に請求することとなります。保険診療に関する請求業務をはじめとした、医療に関連する事務には特殊な知識が必要です。
そこで医療関連塾では、医療に関連した分野への進路のための基礎知識を身に付けることを目的とします。特に診療報酬制度などに関わる「医療事務」はわが国において、営利企業とはその処理事務において特殊な分野であり、「医療事務」としてその事務能力の認定試験が数多く存在している分野です。医療関連塾では、医療事務職に求められる基礎能力である医療保険制度と、その請求手続きに必要となるレセプト(診療報酬明細書)作成業務の基礎を学び、将来において学生が医療系の進路を志望する基礎を醸成することを目標とします。また、医療保険制度や医療関連法規、介護保険制度などに関する講義も必要となるため学習します。
それによって医療機関における職務能力や知識を育成します。到達目標として、財団法人・日本医療保険事務協会主催「診療報酬請求事務能力認定試験」合格程度のレベルを目指します。
2.「観光・旅行塾」(墨昌芳先生)
観光は経済への波及効果が大きいだけでなく、文化の向上や国際交流の促進・親善に大きく寄与するため、今後ますます観光の果たす役割が重要になってきます。「観光・旅行塾」では、観光産業(旅行業、宿泊業、運輸業、レジャーランド業など)で最も必要とされる、国内旅行業務取扱管理者の国家資格に向けて、4月から週1~2のペースで勉強して行きます(試験は、毎年9月最初の日曜日に実施されます)。本塾では、一番点数の取りにくい国内観光地理の問題を4月から徹底的に行い、その後、旅行業法・旅行業約款の試験対策を行います。そして、試験事前の夏休みに、国内運賃・料金の算出方法を学び、過去問題を中心にこれまでの復習を繰り返し行います。本塾ではまた、パワーポイント等の器材を取り入れる学習によって、覚えるポイントや合格点到達へのコツを身に付けてもらいます。
その他にも、学生の要望を取り入れて、九州観光マスター検定やみやざき観光・文化検定、ホスピタリティ検定などの資格取得を目指して行きます。本塾の活動を通じて、観光に関する専門知識を身に付け、観光産業や観光行政で幅広く活躍できる人材の育成を目指します。
以上
(編集/ 経営学部教務委員会 柚原知明)
新入生252名を迎え平成25年度の入学式が行われました。
平成25年度の入学式が本学体育館で挙行され、法学部114名・経営学部138名の新入生を迎えました。
式では、全国高校サッカー選手権大会で優勝した鵬翔高校サッカー部前主将の矢野大樹さんが入学生を代表して誓いの言葉を述べました。
また、学長からは、「産経大というベースキャンプで有意義な学生生活を送り、新入生一人ひとりが自分の決めた分野で一番を目指してがんばって欲しい」(学長のあいさつ全文はこちらから)と訓示しました。
新入生オリエンテーションを実施
4月8日・9日に、新入生オリエンテーションが青島パームビーチホテルで行われました。このオリエンテーションは、4年間を共にする学友や教員との懇親を深めると同時に、大学での履修登録を円滑に行う為ものです。8日バスに分乗しホテルへ移動。昼食後から進路研究演習(Cナビ)ごとに分かれて履修指導が行われました。また、9日には宮崎県芸術文化協会会長の渡辺綱纜氏が「心配するな、工夫せよ」のテーマで講演。「目標を見出し、その目標の実現に向かって頑張って欲しい」と新入生にエールを送りました。
平成25年度から 新たに「寄付講義」〔信用組合論〕を開講!
本学としては、創立以来初めて平成25年度より「寄付講義」〔信用組合論、前期火曜日2時限目(2単位)〕を開講いたしました。「寄付講義」をご提供いただく組織は、一般財団法人「全国信用組合中央協会」です。「全国信用組合中央協会」は、これまで地域社会における産学連携推進と人材育成を目的として、全国各地の大学へ「寄付講義」をご提供されてきました。昨年度、本学へ「寄付講義」として講師派遣のご提案をいただき、これまで様々協議を重ね協定後の今年度より開講の実現に至った次第です。
授業の概要は、「全国信用組合中央協会」からの派遣講師による信用組合の歴史的変遷と社会的な存在意義、中小企業の金融理論等、及び地域信用組合理事長による長年のご経験を踏まえた信用組合の実際に関してご指導いただきます。今年度の派遣講師は、日本大学商学部教授「長谷川勉」先生です〔下記の第1回目(4/16)授業写真ご参照〕。また、地域信用組合理事長の授業は下記の日程において2回を予定しております。受講生は、楽しみにしていてください!
本学としては、毎年両学部において金融機関への就職希望の学生が多数存在しており、〔信用組合論〕を踏まえた中小企業金融に関する理論と実際を学ぶ非常に良い機会を得ることになりました。これらの「寄付講義」〔信用組合論〕は、来年度以降も開講予定です。
ぜひ、金融機関への就職希望者のみならず地域振興や中小企業金融へ興味をもつ両学部における多数の学生諸君の履修を期待しております。
記
5月14日(火)、鹿児島興業信用組合理事長 西田輝樹様
5月21日(火)、宮崎県南部信用組合理事長 平原春義様
〔長谷川勉先生の第1回目(4/16)授業写真〕
以上
(編集/ 経営学部教務委員会 柚原知明)
オープンキャンパスの詳細が決まりました!!
各学部によるイベントをはじめ、学部・学科・コース紹介コーナーや入試相談コーナー、在学生に聞いてみようコーナーなど、多彩なイベントを用意して皆さんの参加をお待ちしています。
また、保護者の皆様を対象とした「保護者説明会」も開催します。学長自ら、本学独自の取り組みや成果をご説明します。併せて募集担当者が入試制度の概要や、学納金などについて詳細にご説明します。
さらに、特別企画として、学外の有名講師を迎えて、7月21日(日)に大学入試センター試験「英語」対策セミナーを、9月15日(日)には大学入試「小論文」対策セミナーを同時開催します。
ランチ無料配布・オリジナルグッズのプレゼントも用意していますので、お友達や保護者と一緒に気軽に参加してください!!
夏のオープンキャンパス 7月21日(日)10:00~14:00(受付9:30~)
秋のオープンキャンパス 9月15日(日)10:00~14:00(受付9:30~)
【両日共通のプログラム】
○法学部イベント ○経営学部イベント
○法学部 学部・学科・コース紹介コーナー
○経営学部 学部・学科・コース紹介コーナー
○学長と語ろうコーナー ○在学生に聞いてみようコーナー
○教職課程紹介コーナー ○Wスクール紹介コーナー
○資格取得紹介コーナー ○学生生活相談コーナー
○就職相談コーナー ○入試相談コーナー
○キャンパスツアー ○保護者説明会
【特別企画】
7月21日(日):大学入試センター試験「英語」対策セミナー
9月15日(日):大学入試「小論文」対策セミナー
※オープンキャンパスの参加は事前申し込みが必要です。下記フォームまたは電話でお申込みください。
0985-52-3139(入試広報課)
フューチャーセンターを活用しませんか?(参加者募集のご案内)
宮崎産業経営大学経営学部では、未来に向けた対話の場-フューチャーセッション-への参加者を募集しています。
現在、地域社会や企業が抱えている課題の多くは、一部の専門家や組織だけでは解決が難しく、多様な専門家やステークホルダーを集めて、オープンで未来志向の対話から解決を探っていく必要があります。
フューチャーセッションで扱う課題は、身近なものから、個別企業・団体の課題、地域の課題、社会的課題まで幅広く設定してあります。2012年2月に開催されたフューチャーセッションでは、次のような課題に対する対話がありました。
・子どもたちにどのような社会を受け継げはいいのか?
・未来の企業経営に向けて、「今」できることとは?
・これからの地域社会、これからの商店街をどのようにデザインするか?
・新しいビジョンやミッションを作るためには?共有するには?具現化するには?
・社会活動をもっと普及していくためにはどうしたらいいのか?
(http://www.miyasankei-u.ac.jp/2013-02-19/1720/)
フューチャーセッションでの対話は、未来志向、多様性、非連続性が重視されます。そこでの対話は、参加者にこれまでにはない視点を与え、参加者自らが課題解決の糸口を見つけ出すことができます。
経営学部で提供するフューチャーセッションは、希望に応じて様々な形(参加人数、場所、公開の有無、参加する教員の専門性など)で開催します。参加希望の方、興味がある方は、下記までお問い合わせください。
<お問い合わせ>
経営学部 出山(経営学部公開講座[フューチャーセンター]担当)
mideyama■gmail.com(■は@にしてください)
平成25年度より「高大連携センター」を設置しました!
宮崎産業経営大学では、平成25年度より「高大連携センター」を設置いたしました。宮崎県内で唯一の社会科学系大学として次世代の若者に対し高校生の段階から社会科学的な考え方を植えつけていくことが設置の趣旨です。具体的には高校への出前授業、大学講義への聴講、教員免許更新講習の実施などの連携強化に努めてまいります。詳細は、こちらをご覧ください。
本学附属図書館からのお知らせ
「第33回九州学生新体操選手権大会」出場報告!
去る平成25年5月3日(金)~4日(土)において、標記の大会が開催されました。本学新体操部としては、5名の部員(西生樹さん、久保田貴恵さん、松永美咲さん、原古都里さん、花田かすみさん)が出場しました。久保田貴恵さんの総合優勝をはじめ部員全員が素晴らしい結果となりました。大会に出場した5名の部員たちは、監督である綾部佐代子先生のご指導の下で日々の厳しい練習を積み重ねて大会に臨みました。
大村昌弘学長をはじめとする後援会及び大学関係者の皆様に対しては、これまでご支援をいただきました事に篤く御礼申し上げます。
下記に標記の大会に関する1.日程・会場、2.主な成績結果、3.写真、4.監督である綾部佐代子先生の総括についてご報告いたします。
記
1.日程・会場
○大会日程: 平成25年5月3日(金)~4日(土)
○会場:「佐賀県総合体育館」
2.主な成績結果
総合優勝 経営学部3年 久保田貴恵さん
種目別4種目(フープ、ボール、クラブ、リボン)全て第1位
総合4位 経営学部1年 原古都里さん
種目別1種目(クラブ)第3位
3.写真
大会を終えた爽やかな表情の新体操部の部員たちです(左から松永美咲さん、西生樹さん、久保田貴恵さん、花田かすみさん、原古都里さん)。
『やったぜー!! 』
4.監督である綾部佐代子先生の総括
昨年秋の新人戦で総合優勝した久保田貴恵さんが、第33回九州学生新体操選手権大会でも総合優勝と種目別4個の優勝という完全優勝で今シーズンを迎えました。地道にコツコツと努力してきた成果が実りました。今後は、西日本選手権大会、全国選手権大会へと進みます。
皆様のご声援に感謝申し上げます。今シーズンも精一杯頑張ります。
以上
(編集 新体操部部長/柚原知明)
宮崎産業経営大学と星槎大学との間で通信制課程科目等履修(教員免許状「保健体育」)に関する協定の調印式が行われました。
星槎大学の古藤泰弘学長一行が訪問され、同大学と本学との間で通信制課程科目等履修に関する協定を締結しました。
同大学と本学が「教員免許状取得プログラム「保健体育(中学校一種免許状・高等学校一種免許状)」を連携することになり2013年5月17日に宮崎産業経営大学において、協定書の調印式が行われ、星槎大学 古藤泰弘学長と宮崎産業経営大学 大村昌弘学長が協定書に署名しました。
通信制大学で「中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)」は日本で初めてであり、星槎大学との連携も初の試みです。
このプログラムは、本学在学中に星槎大学共生科学部通信制課程の科目等履修生として受講し、中学校・高等学校教諭一種免許状「保健体育」を取得するのに必要な単位を修得するものです。これにより本学では取得できなかった中学校・高等学校教諭一種免許状「保健体育」を在学中に取得できることになりました。
本学と星槎大学の間では既に「幼稚園免許状、小学校教諭免許状及び特別支援学校教諭免許状(一種、二種)」の提携プログラムをスタートしています。
注1)このプログラムは、本学で取得できる中学校教諭一種免許状、高等学校教諭一種免許状の取得を前提としたものです。
注2)このプログラムには、本学の学費のほかに、星槎大学の受講料等、別途費用が必要になります。
全日本青少年英語弁論大会に本学学生の出場が決まりました!!
法学部法律学科1年生の和田真太朗くんが、第43回ホノルル市長杯全日本青少年英語弁論大会(ECC主催)に、中国・四国・九州地区代表として出場することになりました。大会に関しての詳細な情報はこちらをご覧ください。
フューチャーセッション「2030年の社会を創る」参加者募集について
フューチャーセッション:2030年の社会を創る‐未来をデザインする力を取り戻すためには‐
セッションの目的
宮崎産業経営大学経営学部フューチャーセンターは、県民一人ひとりに対する知の普及、さらには新しい価値の創造を目的としてフューチャーセッションを開催しています。フューチャーセッションでは、個々人が持つ知識や経験をもとに、未来課題に対する対話を通しながら新たな気付き、アクション、協同を生みだします。セッションの参加者は、物事に観察する新しい視点、考え方、具体的な行動における多くのヒントを持ち帰り、実生活に還元することができます。
今回のフューチャーセッションでは、「2030年の社会を創る‐未来をデザインする力を取り戻すためには‐」と題して、2030年に向けた具体的なアクションを考えるセッションを開催します。セッションでは、2030年の未来を「食」「環境」「健康」「働き方」「コミュニティ」「教育」のカテゴリーに分類して対話を進めていきます。
参加方法
対象者:未来を考えてみたい方ならどなたでも!
(学生、社会人、主婦の方、子ども連れでもOK)
定員:30名
日時:7月27日(土曜日)予定 13:30~16:30(13:15より開場)
場所:KITENビル8階 中会議場(〒880-0811 宮崎県宮崎市錦町 1-10)
参加方法:お名前、連絡先を記入の上、次のメールアドレス(担当:出山)までお送り下さい。
mideyama■gmail.com(■を@に換えてください)
※制服やスーツでなく、気軽な服装でお越しください。
プログラム
チェックイン・イントロダクション・アイスブレイク
2030年に向けた変化の兆しや未来志向の視点を共有します。
1stダイアログ 私の創りたい未来を具体化する
私の創りたい未来、みんなの創りたい未来を対話の中から共有します。
2ndダイアログ みんなが創りたい未来:キャッチコピーを考える
それぞれが興味ある分野に分かれて、その分野における2030年創りたい未来のキャッチコピーを考えます。
3rdダイアログ 私たちのアクションプラン
2030年の未来に向けて、今から私たちができることは何か、具体的にそのアクションを考えます。
報告・フィードバック・チェックアウト
みんなが考えたアクションプランを共有します。
主催:宮崎産業経営大学経営学部フューチャーセンター(公開講座委員会)
問い合わせは経営学部出山まで
ドットコムマスター☆(シングルスター)に合格!!
経営学部2年生でITリーダー塾の藤川大輔君と山下凌真君が「ドットコムマスター★(シングルスター)」試験に合格しました。なお山下君は「ITパスポート」試験にも合格しました。
2013オープンキャンパス 詳細情報UP中です!!
経営学部合同ゼミ(出山、武次、柚原)による 「株式会社ホンダロック」研究視察報告!
去る平成25年5月27日(月)、本学経営学部の出山実ゼミ(財務会計論、情報会計論)、武次玄三ゼミ(職業教育、演劇論・演劇学)と柚原知明ゼミ(経営組織論、経営戦略論)は、合同による「株式会社ホンダロック宮崎工場」への研究視察を行ってきました。
「株式会社ホンダロック」は、創業者の本田宗一郎氏によって1962年(昭和37年)に宮崎の地に先端産業を根付かせ、世界に通用するキーロックメーカーを育てようとして設立された企業です。同社は、これまで業界のリーディングカンパニーとして発展してきており、今日において宮崎県を代表する最先端の優れた技術力を擁するグローバル企業となっております。本学からは、サッカー部の卒業生を中心として多くの先輩たちが就職しており、同社の様々な職場の第一線で活躍されております。
本研究視察へは、合同ゼミ学生39名、引率ゼミ教員3名(出山実、武次玄三、柚原知明)が参加をしてきました。
本研究視察の実現に際しては、大変お忙しい中ご理解とご協力をいただきました「株式会社ホンダロック宮崎工場」のご対応いただいた関係者の皆様に篤く御礼申し上げる次第です。
下記に本研究視察に関する1.研究視察日時・企業、2.写真集、3.参加したゼミ学生の感想についてご報告いたします。
記
1.研究視察日時・企業
○日時: 平成25年5月27日(月)14:30~16:00
○企業(所在地住所):「株式会社ホンダロック宮崎工場」
(宮崎県宮崎市佐土原町下那珂3700番地)
2.写真集
写真1 総勢42名の学生と教員が真剣にご説明に聞き入っております。
写真2 率先して最初に質問をした下村亜梨沙さん(出山実ゼミ4年生)。宮崎を代表する「ホンダロックSC」(JFL)に所属するサッカー部員の方々の仕事と練習時間について質問しました。現在「ホンダロックSC」では、本学を卒業したサッカー部出身の先輩方が活躍されております。
写真3 キャリアデザインについて質問をした高木祥子さん(出山実ゼミ4年生)。
落ち着いた質問態度は、さすが4年生です。後輩ゼミ学生への良いお手本になったと思います。
写真4 本研究視察終了後、ゼミ学生全員が起立し、黒木麻衣さん(出山ゼミ4年)が代表して御礼の挨拶を行ってくれました。とっても大きな声で大変立派な挨拶でした!
3.参加したゼミ学生の感想
(経営学部2年出山実ゼミ 岩下佳澄さん)
ホンダロックの企業見学では、最初の会社概要で、本田宗一郎氏の「困難な環境こそ最良のアイデアの一存である」という言葉が素敵だなと思いました。宮崎県の佐土原という交通の立地も悪いところに会社を設立し、今では海外にまで手を広げて経営活動をしているということは、この言葉を裏付ける意味では一番の材料だと感じました。
その他に労働組合の説明があり、会社と組合が「いかに会社を良くしていくか」という目標のもとに異なる考え方があるのだと理解できました。そして、「職場の生の声(情報)が大切」=「コミュニケーションが大切」という文字を見て、私も大学やアルバイト先において人と人との繋がりを一番大切にしようと思いました。
(経営学部2年武次玄三ゼミ 濱砂さつきさん)
私は、自動車の部品や鍵を作る工場を初めて見学しました。工場といえば薄暗く油など廃棄物で汚れたイメージがありましたが、ホンダロックは工場の外装や社内が白で統一されており清潔感にあふれていて、私の工場へのイメージが180度変わりました。工場見学と聞いて外から作業している姿を眺めるのかと思いきや、外来者向けに工場見学ルートがあってホンダロックは従来の工場のイメージを覆すことに積極的に挑戦していると思いました。また地域とのふれあいを重視しており地域貢献の面において素晴らしいと思い、ホンダロックという企業にとても興味を持つことができました。
(経営学部2年出山実ゼミ 中田愛珠さん)
ホンダロックの本社が宮崎にあることに驚きました。「困難な環境こそが、最良のアイデアを生む」という、宮崎に本社を置いた理由にも感動しました。また、外国にも8か所に工場と研究所があり、大きな会社であるとともに、そんな大きな会社の本社が宮崎にあるということますます感動しました。労働組合も充実していて、会社と労働者側の意思疎通がうまく、そして良好に行われていて、私も就職先を選ぶ際には、労働組合の充実度にも注目して検討していきたいと考えました。
製造ラインをみて、「予定」・「実際」の生産量が見られました。そこで実際に机上でしか見たことのない工業簿記の分野が感じられてとてもいい経験になりました。
(経営学部2年武次玄三ゼミ 三森エリカさん)
宮崎でも有数の企業であるホンダロックの工場見学に参加しました。県内有数の企業と聞いており、工場内に入ると綺麗な社内でした。とある講義で、「入口など社内が綺麗なところに悪い企業はない」と教わったことを思い出しました。トイレを利用させてもらいましたが、工場のトイレはあまり綺麗なイメージではなかったのですが、実際は休憩場も完備してあり、とても良い印象を受けました。また、見学者用ルートも作られていて地域貢献なども考えているんだと感じました。
そして、企業説明ではあまり聞けない労働組合の活動内容を聞くことが出来て「生」の企業を知ることが出来ました。質疑応答では、先輩方の積極性に感銘を受けました。また企業見学の機会があった時は、積極的に参加し質問もしてみたいと思いました。
(経営学部3年出山実ゼミ 渡辺博くん)
今回の企業見学は、ホンダロックということだったので、真っ先に思い浮かんだイメージが長い生産ラインがあり、作業員が横一列になって作業をしてるというものでした。しかし、実際はそのような生産ラインはなく個別に作業をしている姿を見て驚きました。
企業の概要説明では、労働組合の説明が印象に残りました。大学の講義で労働組合について話は聞きましたが、実際の企業内で行われている労働組合の活動の話は大学の講義だけでは知ることができないことが多くありました。そして、その話の中からわかったことは、利益追求の企業と人権尊重の労働組合のバランスをしっかりと整えていくことが、企業を発展させていくうえで重要になるということがわかりました。
今回の企業見学は、大学の講義だけでは知ることができない話を多く聞けたのでとても充実した見学になりました。
(経営学部3年武次玄三ゼミ 貫直人くん)
私は工業高校出身なので、ホンダロックのことはある程度知っているつもりであったが、実際には経営理念がしっかりとした、工場の海外展開もしており思っていた以上に大きな企業であった。
工場内の製造工程を見学して、車のキーやその他の製品を作っている機械の速さにも驚いたが、それ以上に驚いたのは工員の方のスピーディーな作業であった。私もこれから就職活動を迎えるが、今回の見学を活かして仕事に就いた際にはスピーディーに仕事ができるようにしていきたいと思った。
(経営学部3年柚原知明ゼミ 山之上智市くん)
5月27日(月)、僕たちはホンダロックの工場見学へ行ってきました。従業員の皆様からは、僕たちへ会社概要のご説明と工場見学のご案内をいただき、質問に対しても心を込めて接してくれました。創設者の本田宗一郎氏について調べでみると、今まで僕の思ったのと逆で、彼は貧乏な家庭に育ち、10代より自動車修理工を初めとして苦労・努力の末、私財でホンダロックを設立したということに仰天してしまいました。1962年の設立から今日に至るまで、本社・宮崎工場も含めて国内と海外に多くの拠点が存在しており、短い間でグローバル企業に成長してきました。そこまで成功した理由は、従業員の方々が本田宗一郎氏の哲学と意志をしっかり引き継いだ上で、社会のニーズを満たすために常にチャレンジを続けていることだと思いました。今回のホンダロック工場見学では、教科書に載っていない知識まで学ぶことが出来て、本当に良かったです。
最後に、大変お忙しい時期に僕たちのために工場見学のお受け入れをいただいたホンダロックの皆様、誠にありがとうございました。
以上
(編集 経営学部/出山実)